寝つきが悪い。朝が重い。日中ずっと眠い。そのくせ夜になっても目が冴えて眠れない——そういう悩みを抱えたまま、早寝を心がけたり、スマホを控えたりしていた。でも変わらなかった。
変わったのは、食事を変えてからだった。腸を整えたら、睡眠が変わった。
布団に入ってもなかなか眠れない日が続いていた。頭は疲れているのに、体が眠れない。翌朝はアラームを何度も止めて、起き上がるのに気合いが必要で、午前中ずっと眠くて動けない——そういうのが日常化していた。睡眠を改善しようと思って腸活を始めたわけではなかった。体の調子を整えたくて食事を変えたら、気づいたら睡眠も変わっていた。
寝つきが良くなって、朝の目覚めが気持ちよくなった。
それだけじゃない。目覚めがいいと日中の活動量が増えて、夜になると自然に眠くなる。そのサイクルができてから、休みの日でも生活リズムが崩れなくなった。
腸がなぜ睡眠に関係するのか
睡眠と腸は、一見つながりがないように見える。でも、実は深く関わっている。
その鍵が、セロトニンというホルモン。「幸せホルモン」とも呼ばれるセロトニンは、体内の約90%が腸で作られている。このセロトニンが夜になるとメラトニン(睡眠ホルモン)に変換されて、自然な眠気を引き起こす。
つまり、腸内環境が整っていないとセロトニンが十分に作られない。セロトニンが不足するとメラトニンも作られない。眠れない体になるのは、腸の問題から始まっていることがある。
知識としては知っていたけれど、自分の体で実感したのは腸活を始めてからだった。
2〜3週間で寝つきが変わり、朝の目覚めが変わった
腸活を始めて2〜3週間で、布団に入ってからの時間が変わった。以前は30分〜1時間は眠れずにいたのが、横になるとすっと眠れるようになってきた。
それより大きかったのが、朝の目覚めの変化。アラームより先に目が覚めて、起き上がることに対する「重さ」がなくなっていった。「あ、起きられる」という感覚。
さらに気づいたのが、目覚めがいい日は日中の動きが違うということ。体が軽くて、仕事中も集中できる。そうやって活動すると、夜になると自然に眠くなる。
腸活で整った体のサイクル
このサイクルができてから、休みの日でも生活リズムが崩れなくなった。以前は休日に昼まで寝て夜に眠れなくなる、というパターンを繰り返していた。それがなくなった。
睡眠に特に効いたと思うこと
食事全体を変えたので「これが効いた」と断言はできないけれど、続けてよかったと感じるのはこの3つです。
- 夕食に発酵食品を必ず入れる 納豆・キムチ・味噌汁のどれか。腸内でのセロトニン生成は夜にも続いている
- 夜遅い時間の糖質を減らした 腸内の悪玉菌は糖質をエサに増える。夜間の過剰な糖質は腸内環境を乱す
- 寝る前に甘いものを食べない 血糖値が上がった状態で眠ると、睡眠が浅くなる。以前はお菓子を食べてから寝ていた
⚠️ 睡眠が改善しにくいケース
・腸活をしていても、夜遅くまでスマホを見ている(ブルーライトがメラトニン分泌を妨げる)
・ストレスが非常に高い状態が続いている(コルチゾールがセロトニンの働きを妨げる)
・いびきが激しい・日中に突然眠くなるなど、身体的な原因が疑われる場合は医療機関へ
睡眠が整うと、生活全体が変わる
眠れると、翌日が変わる。翌日が変わると、積み重なって生活が変わる。
腸活を始めてから、「今日はなんとなくしんどい」という日が減った。体の底から疲れが取れるようになって、仕事の後にも少し余裕が持てるようになった。食事を変えただけで、ここまで変わるとは思っていなかった。
もし今、寝つきが悪い・朝が重い・日中の疲れが取れないと感じているなら、睡眠そのものを改善しようとするより前に、腸を整えてみてほしい。まず腸から、が早道だと思っている。
今夜からできることは一つだけ。夕食に納豆か味噌汁を足すこと。それだけでいい。続けることで、体が変わり始める。
まとめ
- 腸で作られるセロトニンが、睡眠ホルモン(メラトニン)の材料になる
- 腸活で寝つきが良くなり、朝の目覚めが変わった
- 目覚めが良くなると日中の活動が増え、夜に自然な眠気が来るサイクルができた
- 夕食の発酵食品・夜の糖質コントロールが特に効果的だった