昔から乾燥肌に悩んでいた。冬場になると全身が粉を吹くほどで、顔も洗顔するたびにパキパキに突っ張る。化粧水を手のひらで何度も重ねて、それでも夕方には乾いていた。当時はスキンケアを変えることしか頭になかった。
腸活を始めて3か月が過ぎた頃、職場の人から「最近お肌ツヤツヤになったね」と言われた。言われてはじめて、そういえば最近乾燥が気にならなくなっていることに気づいた。スキンケアは変えていない。変えたのは食事だけだった。腸活が肌に影響するなんて、思ってもいなかった。
肌は腸の鏡とも言われる。腸内環境が乱れると、肌のバリア機能が低下して乾燥や肌荒れが起きやすくなる。外から保湿するより先に、腸から整えた方が根本から変わる。
なぜ腸が肌に影響するのか
腸が肌に関係するって、最初は半信半疑だった。でも調べてみたら、ちゃんと仕組みがあった。
腸と肌には「腸肌相関」と呼ばれるつながりがある。腸内環境が悪化すると、腸の粘膜に小さな隙間ができて、本来腸の中にとどまるべき物質が血液に混ざり込んでしまう(腸に穴が開くイメージ)。これが全身に炎症を引き起こし、肌にも影響が出る。
逆に腸内環境が整うと、腸の粘膜が健康な状態を保てる。炎症が抑えられて、肌のバリア機能が回復していく。保湿成分を外から足すのではなく、体の内側から肌を作れるようになる。
腸活3か月で肌が変わっていた
腸活を始めてすぐに肌が変わったわけじゃなかった。自分では気づいていなかったし、意識してもいなかった。職場の人に言われてはじめて「あ、そういえば」と振り返った。
特別なことはしていない。毎日の食事に発酵食品を足して、水をしっかり飲むようにして、加工食品を減らした。それだけで、ずっと悩んでいた乾燥が気にならなくなっていた。
スキンケアを変えたのではなく、体の内側が変わったことで肌が変わった。腸を整えることが、いちばんのスキンケアだったと気づいた。
腸活で肌を整えるための食習慣
私がやっていることは5つ。どれも特別なことじゃない。
- 発酵食品を取り入れる 善玉菌を毎日補給する。納豆・キムチ・味噌・ヨーグルトのどれか一品を毎食に
- 食物繊維・野菜をたくさんとる 善玉菌のエサになる。野菜・きのこ・海藻・玄米を意識的に加える
- タンパク質をしっかりとる 肌を作る材料になる。肉・魚・卵・豆腐など毎食に意識して入れる
- 水をしっかり飲む 最低でも1.5〜2リットルを目安に。腸の動きを助け、老廃物の排出をスムーズにする
- 加工食品を減らす 腸内の炎症を引き起こす悪玉菌のエサを断つ。乾燥・肌荒れが続いている人はここを見直すだけで変わることがある
スキンケアも大切。でも内側ケアはもっと大切
腸活で乾燥が改善されたからといって、スキンケアをやめたわけじゃない。外からの保湿は続けている。ただ、以前は「スキンケアだけで解決しようとしていた」のが変わった。
内側からのケアが整ってくると、外からのケアが効きやすくなる感覚がある。肌の土台が変わってきた、という感じ。スキンケアは大切。でも内側のケアは、思っているより何倍も大切だと思う。乾燥肌で悩んでいるなら、化粧水を変える前に一度食事を見直してみてほしい。
まとめ
- 腸内環境の乱れが炎症を引き起こし、乾燥肌や肌荒れにつながる
- 腸活3か月を過ぎた頃、職場の人に「肌がツヤツヤになった」と言われて気づいた
- 水・食物繊維・タンパク質・発酵食品を意識して、加工食品を減らすだけで肌が変わってくる
- スキンケアも大切。でも内側ケアは思っているより何倍も大切